雪と初恋
「ましろは汚れてるの。
だって、お父さんもお母さんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんも、みーんな、みーんな、殺しちゃったんだもの」
ふふふ。
ふふふ。
倖せそうに笑ってるんだけど、……泣いてるみたいに思えるのは、僕の気のせいだろうか?
「あの日ね、悪魔がましろの前に現れたの。
命以外の全部を差し出すんだったら、望みを叶えてやるって。
だからましろ、それに縋ったの。
だって、お父さんもお母さんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんも、ましろに酷いことばっかり、するんだもの。
この目だって、潰したのはお母さん」
ましろの手が、右目の眼帯を押さえる。
「だから、悪魔にお願いしたの。
お父さんとお母さんと、お兄ちゃんとお姉ちゃん殺してください、って。
悪魔はお願い、叶えてくれた。
その代わり、ましろも体、差し出した。
死ぬほど痛かったけど、生まれ変わる儀式なんだって思ったら、耐えられた」
ふふふ。
ましろが、笑う。
だって、お父さんもお母さんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんも、みーんな、みーんな、殺しちゃったんだもの」
ふふふ。
ふふふ。
倖せそうに笑ってるんだけど、……泣いてるみたいに思えるのは、僕の気のせいだろうか?
「あの日ね、悪魔がましろの前に現れたの。
命以外の全部を差し出すんだったら、望みを叶えてやるって。
だからましろ、それに縋ったの。
だって、お父さんもお母さんも、お兄ちゃんもお姉ちゃんも、ましろに酷いことばっかり、するんだもの。
この目だって、潰したのはお母さん」
ましろの手が、右目の眼帯を押さえる。
「だから、悪魔にお願いしたの。
お父さんとお母さんと、お兄ちゃんとお姉ちゃん殺してください、って。
悪魔はお願い、叶えてくれた。
その代わり、ましろも体、差し出した。
死ぬほど痛かったけど、生まれ変わる儀式なんだって思ったら、耐えられた」
ふふふ。
ましろが、笑う。