呆れるほどに不器用な恋を、貴方と。
「えっ?違うの?雄大が女の子といるなんて超レアだったから航大に言ってやろうかと思ったのに」
ん?レア?航大?
聞き直したい部分がいっぱいあったけど、お願いだから雄大の顔を見て下さい!
あの顔を見て、その辺で終わらしてくださ
い!!
胸の痛みは何故か増すように酷くなる。
この先の出来事を予測するように。
だから早く話を切り上げて欲しかった。
これ以上傷つきたくなかった。
「チッ、煩い、違げぇよ。航大に言うなよ」
あぁ、やっぱり。
話の流れからこうなるんじゃないかと思ったんだ。
分かっていたはずじゃないか。
理屈と感情は相容れなくて。
分かっていたことだとしても、胸が潰れるほど痛むのも分かっていたんだ。