こっち向いて、ダーリン。【改訂版】
─────
「ダーリン、一緒に帰ろう!」
「……」
「ダーリン、どこか遊びに行こうよ。いつもどこで遊ぶの?」
「……」
次の日の帰り道。
マジで同じクラスらしいこいつは、また今日も俺の後をついて来る。
どうしたらいいんだ。
どうしたいんだこの女は。
なんかの罰ゲームでもやらされてんのか?
だとしたら度胸があるじゃねぇか。
中学時代から勝手な噂が広まって、俺に近づこうとする奴なんて男でも少なかった。
男だって、俺といればいじめられなくなるとか箔がつくとか、そんなくだらねぇ理由で近づいてくるくらいなもんだ。
女は俺と目を合わせようともしねぇ。
人と関わることを避けていた自分からすればそれはありがたい話であって、高校一年だった去年もほぼ同じ環境。何の文句もなかった。
──なのに。
なんだ今の状況は。
しかも俺について来てるくせに、「だーりん」てなんなんだよ。
こいつ、日本人じゃねぇのか?どうでもいいけど本気でめんどくせぇ。
相手にしないのが得策だな…
「ダーリン、一緒に帰ろう!」
「……」
「ダーリン、どこか遊びに行こうよ。いつもどこで遊ぶの?」
「……」
次の日の帰り道。
マジで同じクラスらしいこいつは、また今日も俺の後をついて来る。
どうしたらいいんだ。
どうしたいんだこの女は。
なんかの罰ゲームでもやらされてんのか?
だとしたら度胸があるじゃねぇか。
中学時代から勝手な噂が広まって、俺に近づこうとする奴なんて男でも少なかった。
男だって、俺といればいじめられなくなるとか箔がつくとか、そんなくだらねぇ理由で近づいてくるくらいなもんだ。
女は俺と目を合わせようともしねぇ。
人と関わることを避けていた自分からすればそれはありがたい話であって、高校一年だった去年もほぼ同じ環境。何の文句もなかった。
──なのに。
なんだ今の状況は。
しかも俺について来てるくせに、「だーりん」てなんなんだよ。
こいつ、日本人じゃねぇのか?どうでもいいけど本気でめんどくせぇ。
相手にしないのが得策だな…