完璧な彼は、溺愛ダーリン

名前は浅見望。年齢は24歳。


話を聞けば、どうやら栞とその先輩は高校時代に知り合ったらしい。
栞が当時アルバイトをしていたファミレスで先に、働いていたのが彼のようだった。


「結構長いんだね」

「うん。あ、でも恋愛感情とかまじでないから安心して」

「はは、わかってるよ」

「彼氏ってよりお兄ちゃんって感じだからなあ、望さんは」

「そうなんだね」


嬉々として望さんの事を話す栞。
私は頷きながらその話しを聞いていた。

栞の話だけだからわからないけど、本当に望さんいい人みたいだなあ。


会うのが楽しみになって来た。



それから栞が休憩に入ったりして、あっという間に時間が過ぎナイト会員が来る十九時まで後五分だった。
栞はスパダリが来るかもしれないと、さっきからそわそわしていた。
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