完璧な彼は、溺愛ダーリン

「今日のプログラムってあるかな」

「あ、はい!」


私は後ろの引き出しから月のプログラム表が書かれた紙を一枚取り出して手渡す。
インストラクターが教えるプログラムは、毎度人気だ。

それとは別にスクールもあって、ジムを利用しない人もお金を支払えば受ける事が出来る。
ヨガとか、皆が想像付きそうなプログラムから空手や、マタニティのスイミング、ベビーヨガとかもあったりして種類豊富。


バランスボール受けてみたいなってちょっと思ったり。
ここで働いている人は自由にジムを利用出来る。

休みとかぶらなきゃいけないから、中々利用出来ないのが現状だけど。


「いつもちゃんとチェックして来るんだけど、今日忘れちゃってね」

「へえ、ス……、か、葛木さんでもそんな事あるんですね」


危ない、ついスパダリって言いそうになった。
だって、スパダリはそういううっかりする事なさそうだし。


「俺、結構おっちょこちょいだよ?」

「そんな風には見えないです」

「そう?ならカッコつけてるのは成功しているみたいだね」

「え?」

「あ、お客さん来たよ。プログラムありがとう」


にっこりと笑顔を見せると、葛木さんは男子更衣室へと戻って行った。
呆気に取られた私を置いて。

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