完璧な彼は、溺愛ダーリン
お店へと続く階段を下りながら、望くんが尋ねる。

「チーズって好き?」

「うん! 好きだよ」

「よかった。チーズフォンデュが美味しいんだって」

「え、チーズフォンデュ大好き! すっごい楽しみ」

「大好きとまで来たか。ここにして正解だったな」


はしゃぐ私を見て、望くんは優しく微笑む。
思っている以上に大人な彼。


栞がお兄ちゃんにしか見えないって言うから、もっとほんわかとしている人を想像していたけれど。
スーツってのもあるのかな。

一言一言に気遣いを感じる。
さっきも階段を下りる時に、気を付けてねって言ってくれたりしたし。


こんな人と付き合えたら凄く幸せなんだろうな。
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