守りたい、不器用な人。~貴方と始める最後の恋~
「す、すみません……つい……。って! 手握ってしまって……す、すみません!!」
勢いよく頭を下げる山瀬さんに笑いが込み上げてくる。
耐えきれずに笑えば恨みがましい目で見つめられた。
「な、なんで笑うんですか~……」
「だ、だって山瀬さんが可愛くて……」
言いながらも笑みが零れてしまう。
山瀬さんの慌てようが頭に浮かんで離れないからだ。
「か、可愛いって……嬉しくないですよ!」
「そうなんですか?」
「そうなんです! 男ですから」
拗ねた様に唇を尖らしてワザとらしく視線を外す山瀬さんは、やっぱり可愛くて笑いそうになるが直ぐに頬を引き締めて彼を見つめた。
「じゃあ、カワウソ?」
「……ミサキさんの馬鹿」
「ひどーい!」
「酷くないです!」
2人で見つめ合って笑い出す。
穏やかな時間が静かに流れていた。
日曜日の詳細を決めていれば、隣から強い視線を感じたが、そこにはチーフしかいなかった。
でもチーフは他所を向いて他のお客様と喋っていた。
「ミサキさん?」
「え? ああ何でもないです!」
慌てて山瀬さんに向き直り再び予定を立てる。
山瀬さんのスケジュール帳に書き込まれた私との約束が何故か無性に嬉しく感じた。
勢いよく頭を下げる山瀬さんに笑いが込み上げてくる。
耐えきれずに笑えば恨みがましい目で見つめられた。
「な、なんで笑うんですか~……」
「だ、だって山瀬さんが可愛くて……」
言いながらも笑みが零れてしまう。
山瀬さんの慌てようが頭に浮かんで離れないからだ。
「か、可愛いって……嬉しくないですよ!」
「そうなんですか?」
「そうなんです! 男ですから」
拗ねた様に唇を尖らしてワザとらしく視線を外す山瀬さんは、やっぱり可愛くて笑いそうになるが直ぐに頬を引き締めて彼を見つめた。
「じゃあ、カワウソ?」
「……ミサキさんの馬鹿」
「ひどーい!」
「酷くないです!」
2人で見つめ合って笑い出す。
穏やかな時間が静かに流れていた。
日曜日の詳細を決めていれば、隣から強い視線を感じたが、そこにはチーフしかいなかった。
でもチーフは他所を向いて他のお客様と喋っていた。
「ミサキさん?」
「え? ああ何でもないです!」
慌てて山瀬さんに向き直り再び予定を立てる。
山瀬さんのスケジュール帳に書き込まれた私との約束が何故か無性に嬉しく感じた。