守りたい、不器用な人。~貴方と始める最後の恋~
「……」
「……」
2人して黙り込んでいればガチャリと扉が開く音がした。
視線を向ければ大将が申し訳なさそうな顔をして部屋から出てきた。
そして私を見るなり両手を前に合わせた。
「すまねぇ海咲! 今日シフト入れてくれ!」
「え……?」
「は……?」
突然の言葉に私とチーフの声が飛び交う。
状況の把握が出来ないまま大将は苦笑いを浮かべながら口を開いた。
「ちょっと市場の方に行かなきゃならなくてな……。
店が水沢だけになるんだよ、だから入ってくれないか……?」
大将の困った顔を見て断れる訳がない。
小さくタメ息を零して、無理やり笑顔を作った。
「仕方ないですね……。分かりました」
「……悪いな。お前の休みはまた都合つけるからな」
「……はい」
普通に返事をしたつもりなのに自分でも驚くくらい声が低い。
慌てて笑顔を浮かべるけど顔が引き攣ってしまう。
「……」
2人して黙り込んでいればガチャリと扉が開く音がした。
視線を向ければ大将が申し訳なさそうな顔をして部屋から出てきた。
そして私を見るなり両手を前に合わせた。
「すまねぇ海咲! 今日シフト入れてくれ!」
「え……?」
「は……?」
突然の言葉に私とチーフの声が飛び交う。
状況の把握が出来ないまま大将は苦笑いを浮かべながら口を開いた。
「ちょっと市場の方に行かなきゃならなくてな……。
店が水沢だけになるんだよ、だから入ってくれないか……?」
大将の困った顔を見て断れる訳がない。
小さくタメ息を零して、無理やり笑顔を作った。
「仕方ないですね……。分かりました」
「……悪いな。お前の休みはまた都合つけるからな」
「……はい」
普通に返事をしたつもりなのに自分でも驚くくらい声が低い。
慌てて笑顔を浮かべるけど顔が引き攣ってしまう。