守りたい、不器用な人。~貴方と始める最後の恋~
ご飯を食べ終えた私たちは山瀨さんの家に来ていた。
大将がトラックを出してくれて荷物を運んでくれるそうだ。
だから先に私と山瀨さんで荷造りをする予定だったのだが……。
「少ないですね……荷物」
「そうですかね……? 俺あんまり物に執着心とかなくて……」
「いやだからってこれは……」
部屋の中には最低限のものしかなかった。
大きいものといえば洗濯機と冷蔵庫。それに小さめのタンス1個。
テレビもないし、ノートパソコンが床に置いてあるだけだ。
ベッドはなく畳まれた布団が押し入れに入っていた。
「あんまり見ないでください……恥ずかしいですから」
乙女みたいに顔を赤くさせながら山瀨さんは私から視線を外した。
見られて困るものはなさそうだけど。
と、いうより何もない。
だからあっという間に荷造りは終わってしまった。
大将がトラックを出してくれて荷物を運んでくれるそうだ。
だから先に私と山瀨さんで荷造りをする予定だったのだが……。
「少ないですね……荷物」
「そうですかね……? 俺あんまり物に執着心とかなくて……」
「いやだからってこれは……」
部屋の中には最低限のものしかなかった。
大きいものといえば洗濯機と冷蔵庫。それに小さめのタンス1個。
テレビもないし、ノートパソコンが床に置いてあるだけだ。
ベッドはなく畳まれた布団が押し入れに入っていた。
「あんまり見ないでください……恥ずかしいですから」
乙女みたいに顔を赤くさせながら山瀨さんは私から視線を外した。
見られて困るものはなさそうだけど。
と、いうより何もない。
だからあっという間に荷造りは終わってしまった。