守りたい、不器用な人。~貴方と始める最後の恋~
「洗濯機と冷蔵庫は処分して……タンスは……」
「私のクローゼットに十分な空きがあるのでそこに入れましょう」
「……すみませ……」
謝ろうとする山瀬さんにゆっくりと首を横に振る。
「謝るのはなしです。私と山瀨さん、2人の部屋なんですから」
「……ミサキさん……」
何故か感激したように目を輝かせている。
そんな山瀨さんを見ると照れくさくなり視線を外してしまう。
なんとなく気まずくて2人して黙り込んでいればインターホンが沈黙を破った。
「お、俺行ってきますね」
山瀨さんが部屋からいなくなると何処か寂しさが漂ってくる。
慣れない場所だからか、それとも彼と一緒にいる事になれてしまったのか。
それは分からないけれど……。
複雑な気持ちになっていればそれを吹き飛ばすように豪快な笑い声が耳に入ってくる。
「私のクローゼットに十分な空きがあるのでそこに入れましょう」
「……すみませ……」
謝ろうとする山瀬さんにゆっくりと首を横に振る。
「謝るのはなしです。私と山瀨さん、2人の部屋なんですから」
「……ミサキさん……」
何故か感激したように目を輝かせている。
そんな山瀨さんを見ると照れくさくなり視線を外してしまう。
なんとなく気まずくて2人して黙り込んでいればインターホンが沈黙を破った。
「お、俺行ってきますね」
山瀨さんが部屋からいなくなると何処か寂しさが漂ってくる。
慣れない場所だからか、それとも彼と一緒にいる事になれてしまったのか。
それは分からないけれど……。
複雑な気持ちになっていればそれを吹き飛ばすように豪快な笑い声が耳に入ってくる。