守りたい、不器用な人。~貴方と始める最後の恋~
「俺……あの時スッゴク楽しかったんで……寧ろ映画のこと忘れてました」
「山瀨さんもですか!? 実は私も何です。大将に言われるまで何が何だか分からなくて……」
山瀨さんも同じ気持ちでいてくれたんだ。
その事が嬉しくて思わず笑みが零れる。
2人で顔を見合わせながら笑っていれば大将は苦笑い気味に肩を下げた。
「ったく……お前らは……2人なら場所は関係ないってか?」
「え? あー……俺はそうですね! ミサキさんとなら楽しくて仕方ないです」
「お熱いことで」
大将が呆れながらも豪快に笑っていた。
照れ笑いしながらも山瀨さんはしっかりと頷いていて、嘘を言っているようには見えない。
「……」
恥ずかしくてどうにかなりそう。
でも、胸の中が熱くなっているのが分かった。
「山瀨さんもですか!? 実は私も何です。大将に言われるまで何が何だか分からなくて……」
山瀨さんも同じ気持ちでいてくれたんだ。
その事が嬉しくて思わず笑みが零れる。
2人で顔を見合わせながら笑っていれば大将は苦笑い気味に肩を下げた。
「ったく……お前らは……2人なら場所は関係ないってか?」
「え? あー……俺はそうですね! ミサキさんとなら楽しくて仕方ないです」
「お熱いことで」
大将が呆れながらも豪快に笑っていた。
照れ笑いしながらも山瀨さんはしっかりと頷いていて、嘘を言っているようには見えない。
「……」
恥ずかしくてどうにかなりそう。
でも、胸の中が熱くなっているのが分かった。