守りたい、不器用な人。~貴方と始める最後の恋~
「お前らがわざと足を掛けた事なんて周囲の人間が見ている。
そんなことも考え無かったのか?」


喧嘩腰かと思うくらいの口調。
だけど言っていることは正しくて、何も変わっていなかった。
昔と……何一つ。


「なんだと!!」

「その怒鳴り声、店に迷惑が掛かるだろう。
節度も保てないのなら飲食店に来るな」

「このくそ野郎が!!」


殴りかかろうとした男。
その瞬間に体が勝手に動いた。


「っ……」


男の人たちの間に走って割り込む。
すぐ目の前に迫る拳に目を瞑れば上からタメ息が降ってくる。
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