悠久のシャングリラ
「本来なら、ここにお客人を連れてくる
予定はなかったのです」
「この部屋に案内する予定なんて、
ありはしなかったのです」
「けれど、主ちゃんがーー」
「我が主がこんな【罪人】に、
情けをかけること自体間違っています」
青髪の子供が赤髪の子供の言葉を遮る。
今までどっちかが話して、
どっちかがそれを聞いている。
そんな図しか見たことがなかったから、
多少なりとも驚いてしまった。
そして、もっと驚いたのはーー。
「こらこら。
そんなに怒りを表に出したら壊れるよ」