異世界でレストランのウェイトレスやってます!!
「えっと、お店じゃないんです。大学っていう、学校で……」

「学校?そんなものここにはないわよ。」

「えっ?」

「……それよりも、あなた…変わった格好をしてるのね。」

(いや、普通の服なんだけど…)
トレーナーにジーンズという服のセンスは皆無だけど、そこまで変わった格好ではないと、悠美は思った。
すると、もう一人のメイドがあっ!と声を発した。
「そういえば、あなた…迷ってるって言ってたわね?」
「えっ?…はい」
「それなら、ここで働くといいわ。」
と意地悪そうに微笑む。
「いやっでも…私学校が「ねぇ、あなた元に戻れるとでも思っているの?」

「えっ?」

「ここは、あなたがいる世界とは違うの!あなたの居場所はなくってよ」

「……」

「そうよ、だからここで働かない?って聞いたじゃない!」

「…うそ……戻れない…?」

「つまり、あなたには断る権利はないのよ!そうと決まったらまずは…」

「ちょ…ちょっと待ってください!私は…」

「あっ!そうねぇ…ここの床、掃除してくださるかしら?」
そう言いながら先程まで食べていた果物の皮を床へ落とす。

「ほら、汚れてるわよ?」
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