天満堂へようこそ-3-
「まぁ、そんなに心配するな!ノアも優秀だからすぐに覚える。魔法的には攻撃に特化してるが、防御も使えないことは無い。ノア、守りは任せたぞ?」

「はい。しかし、あまり防御は……」

「経験もある。ユーリはその分攻撃は無理だから、両方出来るお前は器用だと思うぞ?」

「ありがとうございます。今日はここでのお仕事ですが明日以降はいかが致しましょう?」

「考えてない!」

「は?」

「ユーリに朝伝えるか、朝食で伝えるようにする」

「分かりました」

その後ノアとユーリさんについていき、必要最低限のことを聞く。

ノアは基本真面目なのだろう。幾つか質問をしているが、俺はムーが心配でずっと上の空だった。
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