killer×love
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ブロロッ


「...」


ハルスの車に乗りこんだ私は、頬付を付きながら外の風景を見た。


やはり、アメリカとは違って黒髪の人が多い。

というより、早く滞在場所に着いて休みたい。


隣で運転しているハルスを横目で見て、耳をすましてみると花歌を歌っているではないか。


この歌はアメリカでも有名になった日本の曲。

確か映画の主題歌だと思う。

...って、そんなことどうだっていいんだってば!!


ブンブンと首を左右に振っていたら「おっ」と声が聞こえた。


「あそこあそこ。

あの赤い屋根の四角い家」


片手でハンドルを握り、もう片方の手で前を指さす。

そちらの方向へ目線を移すと、確かに赤い屋根の四角い家があった。

その家を見て、私はただ一言。


「でかッ!!」


そう、私が思った以上に大きかった。

しかもほぼ新築のような綺麗な一軒家。

あそこで本当にあっているのか、確認のためハルスに「あの新しそうな?」と尋ねた。


「それ以外にないだろ」


「え、えぇ〜...マジか」


いや、汚くてボロい家よりは遥かにマシだよ?

でも、逆にこんな綺麗な家だと使いにくいというか何というか。


「嫌なら俺の家に来るか?」


「喜んでこの家に滞在させていただきます!」


「なんだよー」と拗ねた感じで言っているようだが、コイツと一緒に住むぐらいならこっちの綺麗な家の方が1万倍マシ。

そうこうしているうちに、私達は家の前に到着をした。
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