killer×love
バタンと車の扉を閉めて、家を外から眺めてみる。

やはり遠くで見るより遥かに大きい。


「すっごい大きい」


「外でそうやって見てるのはいいけど、中に荷物入れろよー」


車から私の荷物を取り出して、それを持ったまま玄関へ向かうハルス。

彼1人だけに任せるのは悪いと思い、強引に手から荷物を奪い取る。

クスリと少し笑われて、何だよ、と思ったがどうでもいいということで流しておいた。

鍵をポケットから取り出したハルスは、そのまま鍵穴に差してクルッと右に回す。

ガチャと音が聞こえた。

それからドアを開けて、先に中へ入っていくハルス。

その後をついていくように、私も家の中へ入った。
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