お姫様とお嬢様
日向さんも大人だから世間体があるだろ。



殴られる確率は0だと思う。



「ヒナ君、怒った?」

「ポスターん時って…。そこらへんの時期にすげぇ荒れてなかったか?」

「それは元カレ!!でも舜太に救われた感じ…。」

「そう…。反対する理由がナイ。娘をよろしくお願いします。」



少し寂しそうだ…。



それにホッとしてるようにも見える…。



軽く頭を下げた日向さんに向かって俺も深く頭をさげた。



「だから最近チョコばっかり食ってたのか!!」

「ヒナ君?余計な事言わないで。」

「そうかそうか…。」

「愛芽今日泊まっていい?」

「ダメに決まってんだろ。」



やっぱり?



部屋は一応とったんだけどな…。



「俺が帰るまでなら時間やる。」

「本当!?」

「後2時間な?」

「ヒナ君大好き!!」



理解あんじゃん!!



< 113 / 763 >

この作品をシェア

pagetop