お姫様とお嬢様
趣味とか言われても困るし。
「結婚するのであれば舜太の本当の姿を知ってもらうべきだ。」
「兄貴!?」
「舜太は筋金入りのアイドルオタクでして…。ヒマがあればオタクの聖地に足を運ぶんですよ。」
俺がオタ?
マジかよ兄貴…。
「最近は何やらよくわからないアイドルの写真集を買ったんですが私的にはいかがなものかと…。」
「アイドル…。」
「注意はしたんですが一行に治まる気配もなくてもう諦めるしかないんですよね~…。」
「そ、そうなんですか…。」
「えぇ、ついでにフィギアとか言う人形ですか?アニメキャラの!!それも部屋一面にポスターとか貼ってあるんで…。弟は私と感性が違うみたいですね~…。」
何て口から出まかせばっかりを連呼しまくった兄貴にドン引きしてる小百合。
初めて兄貴をこんなにも頼もしいと思えた。
「それでは後は若いお二人で…。」
小百合と二人になる瞬間に兄貴から紙を渡された。
「結婚するのであれば舜太の本当の姿を知ってもらうべきだ。」
「兄貴!?」
「舜太は筋金入りのアイドルオタクでして…。ヒマがあればオタクの聖地に足を運ぶんですよ。」
俺がオタ?
マジかよ兄貴…。
「最近は何やらよくわからないアイドルの写真集を買ったんですが私的にはいかがなものかと…。」
「アイドル…。」
「注意はしたんですが一行に治まる気配もなくてもう諦めるしかないんですよね~…。」
「そ、そうなんですか…。」
「えぇ、ついでにフィギアとか言う人形ですか?アニメキャラの!!それも部屋一面にポスターとか貼ってあるんで…。弟は私と感性が違うみたいですね~…。」
何て口から出まかせばっかりを連呼しまくった兄貴にドン引きしてる小百合。
初めて兄貴をこんなにも頼もしいと思えた。
「それでは後は若いお二人で…。」
小百合と二人になる瞬間に兄貴から紙を渡された。