お姫様とお嬢様
乃彩ん家の前に着くと化粧もしてない乃彩が門の前に立ってた。



「おはよ。」

「おはよ!!」



化粧してなくてもカワイイ…。



こんなに早いのに眠くないんだろうか…。



乃彩ってやっぱり健気…。



「家行く?それともファミレスとか行ってみる?」

「ナツのお家がイイ。」



連れてっちゃいます!!



前は30分かかった部屋も引っ越してから車で10分もかからない。



どこにも寄らずに直で家に戻った。



「乃彩~…。」

「なっ!?何!?」



部屋に入って早速抱きしめる。



最近超乃彩が足りない気がするんだもん…。



「メイクしてあげる。」

「イイの!?」

「ん~。久しぶりに女の子にメイクしたい。」



ってか乃彩にしたい。



俺の手で更に可愛くなればイイんだ。



「何か緊張する…。」

「リラックスしてよ。」

「ムリ…。」



カワイイ…。



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