マザー症候群

 意思貫徹。
 游は、この約束だけは絶対に破ってはいけないと考えていた。
 「無理にとは言わないわ。じゃ、私ひとりで入るね」
 美波が風呂へと行った。
 游は部屋のドアが閉まるまで、ぼーと美波の後ろ姿を見送っていた。
 後ろ姿を見送りながら、游はふと考えた。
 (部長は、俺の裸を見ても平気なのか)
 (親子で通す事が出来るのか)
 (もし出来るとしたら・・・)
 (すげえな)
 (部長はすげえや)
 レベルが違い過ぎると、游は美波の自制の凄さに感心をした。


 
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