高貴なる社長のストレートすぎる恋愛に辟易しています。
時頼さんの指先攻撃をかわして、化粧室へいこうとしてプライベートルームを抜ける。
用をすませ、化粧室からプライベートルームへ戻ろうとしたとき、廊下の壁に背をもたれかけながら藤崎社長が立っていた。
「あの、今日はありがとうございました」
「素敵なつむぎさんをみられて幸せですよ」
藤崎社長は、たくさん飲んでいたように思えないぐらい、いつもの笑顔をくれる。
「これからも仕事、がんばります」
「もちろん期待していますよ」
藤崎社長の穏やかな優しい声に、どきどきしてしまって下を向いてしまった。
「今度は二人で来ましょうか。この階の真下、スイートルームがあるそうですね。残念ながら今夜は満室だそうですが」
え、と顔をあげると、藤崎社長の顔が近づいていた。
「あら、二人っきりで。抜け駆けはいけませんな、時宗」
唇が触れそうなとき、二階堂さんの声がしたので、わたしはあわてて顔を背けた。
二階堂さんはわたしをまじまじとみながら顔をにやつかせている。
「僕のいる前で話せる内容か?」
「時宗の秘密をすべて公開しちゃおうかなって」
「星彦、お前なあ」
「なーんちゃって。片桐ちゃん、またの機会にしようね。期待しててね」
と、頭に両手をのせながら二階堂さんは戻っていった。
「僕たちも戻りましょうか」
藤崎社長はわたしの腰に自然と手をまわす。
「これも契約のうちに入りますよ」
顔をのぞくと、藤崎社長はうすら笑いを浮かべていた。
用をすませ、化粧室からプライベートルームへ戻ろうとしたとき、廊下の壁に背をもたれかけながら藤崎社長が立っていた。
「あの、今日はありがとうございました」
「素敵なつむぎさんをみられて幸せですよ」
藤崎社長は、たくさん飲んでいたように思えないぐらい、いつもの笑顔をくれる。
「これからも仕事、がんばります」
「もちろん期待していますよ」
藤崎社長の穏やかな優しい声に、どきどきしてしまって下を向いてしまった。
「今度は二人で来ましょうか。この階の真下、スイートルームがあるそうですね。残念ながら今夜は満室だそうですが」
え、と顔をあげると、藤崎社長の顔が近づいていた。
「あら、二人っきりで。抜け駆けはいけませんな、時宗」
唇が触れそうなとき、二階堂さんの声がしたので、わたしはあわてて顔を背けた。
二階堂さんはわたしをまじまじとみながら顔をにやつかせている。
「僕のいる前で話せる内容か?」
「時宗の秘密をすべて公開しちゃおうかなって」
「星彦、お前なあ」
「なーんちゃって。片桐ちゃん、またの機会にしようね。期待しててね」
と、頭に両手をのせながら二階堂さんは戻っていった。
「僕たちも戻りましょうか」
藤崎社長はわたしの腰に自然と手をまわす。
「これも契約のうちに入りますよ」
顔をのぞくと、藤崎社長はうすら笑いを浮かべていた。