高貴なる社長のストレートすぎる恋愛に辟易しています。
食事も終わり、お酒も飲み干して、二階堂さんが切り出した。
「二次会といいたいところだけど、あんまり会社のお金を使っちゃうと時宗に怒られちゃうから帰るとしようかな」
ちらりと右隣をみると、時頼さんが机の上にこぶしをつくっている。
「……俺が誘ったんだから、つむぎ、場所かえるぞ」
「えっ。わたし、でも」
いつもよりも強い口調ではっきりと言われたけれど、これ以上付き合うのは悪いかな、と思った。
「困っていますよ。それに彼氏さんがいるわけですから」
藤崎社長のやんわりとした声に少しだけほっとするけれど、その口ぶりはほんの少しだけ時頼さんにかみついているような気がした。
「物騒ですからね、僕が責任を持って送っていきますから、つむぎさん」
「あ、はい」
わたしがそういうと、藤崎社長はもの柔らかな笑顔でかえしてくれた。
時頼さんは、チッ、と舌をならし、席をたつ。
「ヨリは任せて。一緒に朝焼けのコーヒーでも飲もうか、ね?」
ぽんぽんと時頼さんの肩をたたき、げらげら笑う二階堂さんを尻目に藤崎社長のあとを追うようにしてプライベートルームを出た。
「二次会といいたいところだけど、あんまり会社のお金を使っちゃうと時宗に怒られちゃうから帰るとしようかな」
ちらりと右隣をみると、時頼さんが机の上にこぶしをつくっている。
「……俺が誘ったんだから、つむぎ、場所かえるぞ」
「えっ。わたし、でも」
いつもよりも強い口調ではっきりと言われたけれど、これ以上付き合うのは悪いかな、と思った。
「困っていますよ。それに彼氏さんがいるわけですから」
藤崎社長のやんわりとした声に少しだけほっとするけれど、その口ぶりはほんの少しだけ時頼さんにかみついているような気がした。
「物騒ですからね、僕が責任を持って送っていきますから、つむぎさん」
「あ、はい」
わたしがそういうと、藤崎社長はもの柔らかな笑顔でかえしてくれた。
時頼さんは、チッ、と舌をならし、席をたつ。
「ヨリは任せて。一緒に朝焼けのコーヒーでも飲もうか、ね?」
ぽんぽんと時頼さんの肩をたたき、げらげら笑う二階堂さんを尻目に藤崎社長のあとを追うようにしてプライベートルームを出た。