ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
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「蓮お前、空気読めよ」


「俺だって腹減ってんだ・・・」

6人掛けの重厚なマカボニーのダイニングテーブル。

俺と小陽、蓮の3人で夕食を共にした。

他の3人は仕事で不在。


蓮が居なければ、俺と小陽だけの甘い新婚生活を味わえるのに(!?)

「後で俺の部屋に来て仕事手伝ってよ。拓真さん」


「!?何で俺がお前の仕事手伝わないといけないんだ?」


「どうせヒマだろ?」


「ヒ、ヒマって・・・俺だって仕事が・・・」


「明後日、大事なプレゼンなんだ…その資料作りに苦慮しててさ。頼むよ」


「拓真さん、蓮君にはお世話になっていますし、少し手伝ってあげた方が・・・」


「確かにここは蓮の家だけど・・・分かった」


どうせ、小陽と二人で居てもイチャイチャ出来るワケじゃない。

「メシ食って、風呂に入ったらお前の部屋訊ねるよ」








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