ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
ようやく・・・3回目のトライで小陽が妊娠した。

俺は副社長で執務中に小陽からの「Line」で知る。

『陽性反応が出ました』と。


「え、マジで??」

俺は思わず声を出してしまった。

栗原さんも俺に言葉を掛ける。

「成功したんですか?」

「え、あ…うん。でも、赤ちゃんの心音が聞こえないから…1週間後にまた…診察に行かなきゃいけないけど。とりあえずは妊娠したらしい・・・」


俺は喜びが隠せず、顔が緩む。

これで、親父に報告できそうだ。

「報告するのは赤ちゃんの心音が確認できた後の方が宜しいですよ。副社長」

「…それもそうだな・・・確実な方がいいよな・・・」
俺は栗原さんの助言に従う。

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