下宿屋 東風荘
しばらく待ちながらも何も現れないので、そのまま放置し、社の中で寛ぐ。
「全く……見た目は小さい神社だが、妖気でどのような狐が守っておるかぐらいは分かるであろうに……」
ふと、風を感じたと思ったら隣町の神社の狐がやって来た。
「珍しいねぇ」
「悪孤来たか?」
「今吊るしてあるよ?見るかい?」
「吊るしても目を離せばすぐに逃げられる。臭いを追いかけてきてここに着いたんだ」
「ほら、あそこ……見える所に吊るしてあるから、君もどうだい?」と酒を勧める。
「冬弥さん、ここは春の神社だ。俺の所は秋。冬の爺様は……」
「知ってるよ。私が最後まで看取ったからねぇ」
「最近悪孤や野孤が集団で珠を狙ってきてるのは知ってるのか?」
「知らぬ」
「この辺りの小さいところはみんなやられてしまったぞ?それを知らんとは!」
「夏はどうなった?」
「結界で強化しているらしい。罠もかけてるから近付いたらこっちがやられるよ」
「全く……見た目は小さい神社だが、妖気でどのような狐が守っておるかぐらいは分かるであろうに……」
ふと、風を感じたと思ったら隣町の神社の狐がやって来た。
「珍しいねぇ」
「悪孤来たか?」
「今吊るしてあるよ?見るかい?」
「吊るしても目を離せばすぐに逃げられる。臭いを追いかけてきてここに着いたんだ」
「ほら、あそこ……見える所に吊るしてあるから、君もどうだい?」と酒を勧める。
「冬弥さん、ここは春の神社だ。俺の所は秋。冬の爺様は……」
「知ってるよ。私が最後まで看取ったからねぇ」
「最近悪孤や野孤が集団で珠を狙ってきてるのは知ってるのか?」
「知らぬ」
「この辺りの小さいところはみんなやられてしまったぞ?それを知らんとは!」
「夏はどうなった?」
「結界で強化しているらしい。罠もかけてるから近付いたらこっちがやられるよ」