【完】強引なイケメンに、なぜか独り占めされています。
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「つまり、桐生くんのことばっかり考えて眠れなかったってわけね?」
「……ちょ、ひーちゃんっ!!声でかいよ!」
それにその言い方は誤解があるってば!
あわあわする私は肝心の桐生秋十の席が空席のままであることに、ホッと胸を撫で下ろす。
昼休みのランチタイム。
ひーちゃんに昨日の出来事を聞いてもらってたところだ。
「それで?桐生くんは明らかにおかしいと?」
「だって……今までずっと嫌なヤツで、意地悪ばっかりしてきたのに。いきなり心配したり、授業中に助けてくれたり。私のこと、見てたとか……」
「桐生くんがニーナを見てたのは小学校の時からじゃん」
「けど、ほっとけないとか……それに無視してきた三年間のことも気にしてるみたいで……」
言動が明らかに変わりすぎっていうか……?