【完】強引なイケメンに、なぜか独り占めされています。
「単純にニーナと話せて嬉しいからじゃない?」
ひーちゃんは別に驚きもしない。
むしろ桐生秋十を支持するっていうか……。
「嬉しいなんてそんなこと思うようなヤツかな?どういう風の吹き回しなんだろう。なんか、企んでるって言われたら納得出来るのに……」
「あぁ、でも。企んでるって言われたらそうかもね?ニーナに彼氏が出来ないように……とか?」
「で、でもね?自分で言うと虚しいけど、今のところ私に彼氏が出来る気配なんか、全くないんだよ!?」
「うん、欠片もないわね!」
即答かーーーーいっ!
グサッときたよ、今……!
「出来たとしても数年後くらいとか?」
否定してくれない上に絶望的な台詞すら言うなんて、さすがひーちゃんは毒舌だ。