【完】強引なイケメンに、なぜか独り占めされています。
「うぅ。ひどいよ、ひーちゃん……」
「あはは!ごめんごめん。冗談よ。ただ、桐生くんは奇跡的にでも、ニーナに彼氏が出来たら相当困るんだなぁって思ってさ?」
なんだかひーちゃんってば楽しそうじゃない……?
「それは、私の言うことをきかなきゃいけなくなるから、あの大魔王も困るんだよ……」
「いや……、だからそうじゃなくて」
「え?」
タコさんウインナーをもぐもぐする私に溜め息をついて項垂れた。
「まぁ、わからなくても仕方ないか。散々意地悪されてきたら……ね?」
ん?と、ひーちゃんの独り言に私は首を傾げる。
「ていうか、ニーナ。矛盾してると思わない?桐生くんとは、二度と関わりたくないんじゃなかったの?それなのに、かなり進展してない?」
眉をピクピク上下させるひーちゃんに、タコさんウインナーを詰まらせそうになる。