Spice‼︎
ヒロのバーからの帰り、
梨花は自分の部屋に帰らずに風間のマンションに向かって歩いていた。
追い返されるかもしれないけど
風間にも上海行きの話をしておくべきだと思った。
ドキドキしながら部屋を訪ねると風間はまだ帰ってなかった。
梨花はドアの前ですこし待っていたが
まだ持っている風間の部屋のカードキーで中に入った。
相変わらず綺麗に整理されている。
疲れ果てた梨花は風間のベッドに寝転んで
何を話そうか考えているとそのまま眠ってしまった。
気がつくとすでに2時を回っていて
自分の隣に風間が眠っていた。
梨花は飛び起きて、ベッドを降りると
風間が目を覚ました。
「起きましたか?」
「な、何で起こさなかったの?」
「可愛い寝顔でしたから
起こすのが勿体無くなって…」
「あの…勝手に入ってゴメン。」
「良いですよ。梨花さんなら大歓迎です。
ちょっとびっくりはしましたけど…」
梨花は冷たく追い返されると思ったが
風間はいつでも優しかった。
桐原と一緒にいる時にはない安堵感に包まれる。
「何かホッとする。」
「それって男としては失格ですよね?」
「そんな事無いよ。近くに寄るとまだドキドキする。」
「それで今日はどうしました?」
「桐原部長…会社辞めるって言ってた?」
「直接は聞いてませんが…そのうち辞めるでしょうね。
梨花さんはどうするんですか?」
梨花は上海行きの話を風間にも相談してみた。
梨花は自分の部屋に帰らずに風間のマンションに向かって歩いていた。
追い返されるかもしれないけど
風間にも上海行きの話をしておくべきだと思った。
ドキドキしながら部屋を訪ねると風間はまだ帰ってなかった。
梨花はドアの前ですこし待っていたが
まだ持っている風間の部屋のカードキーで中に入った。
相変わらず綺麗に整理されている。
疲れ果てた梨花は風間のベッドに寝転んで
何を話そうか考えているとそのまま眠ってしまった。
気がつくとすでに2時を回っていて
自分の隣に風間が眠っていた。
梨花は飛び起きて、ベッドを降りると
風間が目を覚ました。
「起きましたか?」
「な、何で起こさなかったの?」
「可愛い寝顔でしたから
起こすのが勿体無くなって…」
「あの…勝手に入ってゴメン。」
「良いですよ。梨花さんなら大歓迎です。
ちょっとびっくりはしましたけど…」
梨花は冷たく追い返されると思ったが
風間はいつでも優しかった。
桐原と一緒にいる時にはない安堵感に包まれる。
「何かホッとする。」
「それって男としては失格ですよね?」
「そんな事無いよ。近くに寄るとまだドキドキする。」
「それで今日はどうしました?」
「桐原部長…会社辞めるって言ってた?」
「直接は聞いてませんが…そのうち辞めるでしょうね。
梨花さんはどうするんですか?」
梨花は上海行きの話を風間にも相談してみた。