なぜか私、年下ヤンキー手懐けました。
「先輩?」
「あ、あああ浅木くん!」
しまった!!
なんてタイミング!!
「先輩ちっちゃいから1年の子かと思っちゃいました。珍しいですね、旧校舎に用事ですか?」
「あ、うん。ちょっと山下さんに用事があって…。って、今さらっと失礼なこと言ったよね?」
じとっと半眼を向ける私を見て、ははっと楽しそうに笑いながら、私の手を取り立たせてくれる浅木くん。
今日も相変わらずのキラキラスマイル。
地球上の人間がみんな浅木くんになれば、大気汚染とか全て浄化されるんじゃないか…。なんて思っちゃうくらいの清々しさだ。
そんなバカなことを考えていた私は、近くを通る女子が「きゃあ!浅木くんが笑ってる!」と色めき立つ声が聞こえてきて、はっと我に返った。
「あ、ありがとう!ぶつかってごめんね!それじゃっ…」
急いでその場を立ち去ろうとすれば。
「あ!待って先輩!」
すかさず私の手首を掴んだ浅木くんに、引き止められてしまった。
「先輩。ちょっと来て」
「え?ちょっ……」
*
浅木くんに手首を掴まれたまま連れてこられたのは、物置と化している旧校舎の空き教室。
「あ、あああ浅木くん!」
しまった!!
なんてタイミング!!
「先輩ちっちゃいから1年の子かと思っちゃいました。珍しいですね、旧校舎に用事ですか?」
「あ、うん。ちょっと山下さんに用事があって…。って、今さらっと失礼なこと言ったよね?」
じとっと半眼を向ける私を見て、ははっと楽しそうに笑いながら、私の手を取り立たせてくれる浅木くん。
今日も相変わらずのキラキラスマイル。
地球上の人間がみんな浅木くんになれば、大気汚染とか全て浄化されるんじゃないか…。なんて思っちゃうくらいの清々しさだ。
そんなバカなことを考えていた私は、近くを通る女子が「きゃあ!浅木くんが笑ってる!」と色めき立つ声が聞こえてきて、はっと我に返った。
「あ、ありがとう!ぶつかってごめんね!それじゃっ…」
急いでその場を立ち去ろうとすれば。
「あ!待って先輩!」
すかさず私の手首を掴んだ浅木くんに、引き止められてしまった。
「先輩。ちょっと来て」
「え?ちょっ……」
*
浅木くんに手首を掴まれたまま連れてこられたのは、物置と化している旧校舎の空き教室。