下手くそな恋を泣きながら


電車の中

自分から切った電話。

後悔はない。

だって



私は

好きな人の力になりたくて

自分で考えて行動してる。

子供じゃない。

そう

子供じゃない。


春坂先生が私に会いたいと言って

待合せ場所まで決めた。




先生は私を必要としてる。

私は必要とされている。


先生に片想いをして

今まで一度だってそんなことがあった?

初めて

先生が私を必要としてくれた。


好きだから応えたい。

例え、私の気持ちが許されない想いだったとしても。


それなのに


『俺が行って欲しくないんだ!』

部長の声が耳から離れてくれなくて

苦しいくらい胸をかきむしる。


「・・・なんでこんなに痛いんだろ。

部長なんか・・・好きじゃないのに」



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