祐也と私と一平先輩
黙って聞いていた一平が口を開いた。


「本当は晴れる必要なんてないのに、無理して必要以上にいい天気にしてる。泣きたいほどお天気って感じかな?」



「ええ、そんなところです」



「それで、お前はそんな綾乃をほっとけない」



「はい」



「....そうか」




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