祐也と私と一平先輩
.....あ、それ分かる気がする。
だって、よく彼氏が変わると、服装や髪型まで変わったりする。
前も同じクラスの由佳(ゆか)が友達から『あんた彼氏が変わったら趣味までかわったね』なんて言われてた。
インドアだった子がアウトドアになったり。
アイドルファンだったのが、急にロックを好きになったり。
これってまさに相手に影響されてるってことだよね。
私はゆっくりとうなずく。
「今のお前が悪いわけじゃない。おっとりしてて、受け身で。だから俺が予想するにきっとこのまま大学も入れる学部に行って、卒業....結婚。専業主婦。おおかたそんなとこだろうな。
俺はそれを否定するつもりはないんだ。それもお前の人生だから。
だけど俺は....俺と違う景色を見てみないか?
そう思ってる」
「違う景色?」
「そっ、お互いを高めあって自分の望む学部に行って、自分の望む仕事をする。
お前は俺のそんなパートナーになって欲しいんだ」
言われてることがなんだか壮大すぎてキョトンとしてしまう。
だってそんな先のことなんて考えたことないし。
だって、よく彼氏が変わると、服装や髪型まで変わったりする。
前も同じクラスの由佳(ゆか)が友達から『あんた彼氏が変わったら趣味までかわったね』なんて言われてた。
インドアだった子がアウトドアになったり。
アイドルファンだったのが、急にロックを好きになったり。
これってまさに相手に影響されてるってことだよね。
私はゆっくりとうなずく。
「今のお前が悪いわけじゃない。おっとりしてて、受け身で。だから俺が予想するにきっとこのまま大学も入れる学部に行って、卒業....結婚。専業主婦。おおかたそんなとこだろうな。
俺はそれを否定するつもりはないんだ。それもお前の人生だから。
だけど俺は....俺と違う景色を見てみないか?
そう思ってる」
「違う景色?」
「そっ、お互いを高めあって自分の望む学部に行って、自分の望む仕事をする。
お前は俺のそんなパートナーになって欲しいんだ」
言われてることがなんだか壮大すぎてキョトンとしてしまう。
だってそんな先のことなんて考えたことないし。