ふたつ減って ふたつ増える
じんわりとほんのりと
夕暮れから夜に変わる時間に灯る街灯のように
マサヒコさんは私達家族に優しく溶け込んだ。
きっかけはよくわからないけど
マサヒコさんは愛情を沢山持った
温かい優しい人だった。
チビでハゲでデブだけど
変換すると
高身長ではなく
サッパリとした髪形をした
貫禄のあるおじさんだった。
そして恋が生まれて
結婚話が生まれたけれど
『嫁に行かない』と、彼女は言いだした。
『婿に来ます』と、マサヒコさんは言い
『うちから嫁に出す!』って私達は言い
グルグルグルグル
また観覧車。
でも私達はよくわかってる。
彼と彼女は
好きがいっぱい詰まってるって
大切な人に幸せになってもらいたい。
だって
家族だもん。