それぞれのバレンタイン
(紅side)

「紅さん、友達ですか?」

ケータイでアリアと話し終わり、ポケットにいれると横から聞かれる。

『そうなの。せっかくトリュフ作ったのに、明日会えないって言われたらしくて。落ち込んでたから、明日ここに誘ったのよ。』

「え~!それは可哀想ですね。」

『限定のケーキ、追加で二個とっておかなきゃ。』

「二個ですか?」

『うん。多分仲良しの弟も一緒だと思うから。さっ、彗ちゃん、私達もブラウニー頑張って作っちゃお?』

「はいっ!引き続きご指導お願いします!」

彗ちゃんは明日のバレンタインに向けて、私とブラウニー製作中。

料理が苦手らしくて、泣きついてきたのよね。

しかも彼氏の碧くんもバイト一緒だから、今日は彼はお休みにしてバレないようにしてるの。

明日は二人バイトだから、その後に渡すみたい。



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