姫、私は誓います。
本当は俺があなたを守りますと言いたい。俺がそばにいる。俺があなたを守る。俺はあなたの事を愛している。でも、そんな事言えるはず無いだろう。言ってしまって、もし断られたら。もしこの関係が崩れてしまったら。もし会えない事態に陥ってしまったら。俺はどうやって生きていったら良いのだろう。そもそも、生きていけるのだろうか。いや、きっと無理だろう。心か肉体、どちらかが必ず死んでしまう。何かを死なさずに生きていくなんて出来なくなるだろう。
「姫、お食事はされておりますか?もし宜しければティータイムでも」
自制が恋に壊される前に、姫の笑顔が見たかった。姫はよく笑うお方だ。それ以外の感情は滅多に表へ出てこない。だから、こうやって頼られると嬉しい半面辛かった。胸が高鳴り、我を忘れて最悪な事態に陥ってしまうかもしれないからだ。俺が俺でなくなってしまいそうだからだ。
一般的なティータイムだなんて洒落たもの、俺たちには似合わないだろう。
「姫、お食事はされておりますか?もし宜しければティータイムでも」
自制が恋に壊される前に、姫の笑顔が見たかった。姫はよく笑うお方だ。それ以外の感情は滅多に表へ出てこない。だから、こうやって頼られると嬉しい半面辛かった。胸が高鳴り、我を忘れて最悪な事態に陥ってしまうかもしれないからだ。俺が俺でなくなってしまいそうだからだ。
一般的なティータイムだなんて洒落たもの、俺たちには似合わないだろう。