姫、私は誓います。
姫がいないと俺はダメな兵士なんだ。自信はないし勇気もない。すぐに尻込みしてなるべく楽に楽に行きたがる。そのくせ好きな人の前では格好つけたいと思って強がって上に立っている。でも、姫がいると本当に何でも出来る気がした。
泣いている俺を部屋に通すと皆が慰めてくれた。このメンバーのリーダーとして立っているけれど、この中で一番頼りないと思う。心配性だし優柔不断だし、その上感情的で敵であろうと止めをさす事が出来ない。一般人ならそれでいいのかもしれないが、兵士としては致命的だ。
彼女は俺の性格を知った上で俺をそばに置いてくれる。それが何よりも嬉しかった。別に彼女が俺を好きなのかもだなんて期待しているわけではない。この世界に俺よりすごい人間はたくさんいる。でも、彼女は他の人間ではなく俺を選んだ。どんな理由であろうとそれが嬉しくて仕方がない。たまたま気に入ったのが俺だった。ただそれだけかもしれないが、ただそれだけでも嬉しかったんだ。
そして、今も俺の声を聞いて部屋から出てきてくれた。
泣いている俺を部屋に通すと皆が慰めてくれた。このメンバーのリーダーとして立っているけれど、この中で一番頼りないと思う。心配性だし優柔不断だし、その上感情的で敵であろうと止めをさす事が出来ない。一般人ならそれでいいのかもしれないが、兵士としては致命的だ。
彼女は俺の性格を知った上で俺をそばに置いてくれる。それが何よりも嬉しかった。別に彼女が俺を好きなのかもだなんて期待しているわけではない。この世界に俺よりすごい人間はたくさんいる。でも、彼女は他の人間ではなく俺を選んだ。どんな理由であろうとそれが嬉しくて仕方がない。たまたま気に入ったのが俺だった。ただそれだけかもしれないが、ただそれだけでも嬉しかったんだ。
そして、今も俺の声を聞いて部屋から出てきてくれた。