君の本気に触れた時…
「でも、あの人、竹内に言ったよね。彼女にしたいとかなんとか…」

「色々あったんだよ。誰にだってほら…色々あるでしょ、忘れられない人とかさ。それに今回は誰も傷ついてないんだし、私も先輩がヨリ戻せて嬉しいんだから…もうこの話は終わりね、分かった?」

「ハイ。分かりました。」

「ふふ、じゃあ、早く進めちゃおう。これ結構時間かかるんだよね…月曜から残業とか嫌でしょ?」」

「確かに、そうっすね。」


2人でやったのと、飲み込みの早い彼のおかげでいつもよりも早く終わらせることができた。


定時に仕事を終えた私たちは、帰る家も近いから自然と一緒に駅までの道を歩いていた。


「理央さん、GW実家に帰るんですよね?」

「うん、そのつもり。そう言えば、お母さんにその事で電話しなきゃいけないんだった。なんか、うちのお母さん、最近パソコンにハマってるみたいで新幹線の切符もインターネットで予約してくれてるみたいなの。」

「あぁ、それだったら僕が持ってます。」

「…へ?」

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