君の本気に触れた時…
「今日聞いたよね?なんで避けてるのかって…。」


ナオと話して私も素直になってみようと思った。


「…え」

「嫌だったの…。」

「何が?」

「愛ちゃんを送っていった時に……2人が抱き合ってたのを見ちゃったの……」


言っちゃった………

ハル君は…なんて答える?

聞きたいけど、聞きたくないような気持ちで胸が絞られるようにギュッと痛くなった。


「理央さん…それってヤキモチだって自惚れそうなんだけど…。」

「…うんヤキモチだよ。」


そう言って勇気を出して、彼を見た。

お互いにブランコの鎖を握ったまま微動だにしないまま視線だけが絡まっていく。

でもなにも言ってくれない彼に次第に耐えられなくなって顔を足元に向けた時
< 185 / 235 >

この作品をシェア

pagetop