クールな同期と熱愛はじめ

現場のスタッフか、作業着姿だ。
私に目礼して、その人が設計図らしき大きな紙を広げる。


「ここをちょっと確認してもらいたいんですけど」


紙を指差し、それから現物の建物をふたり揃って見上げた。


「桜木くん、私、行くね」

「スマホのナンバー、変わってないだろ? あとで連絡する」


軽く手を上げ、彼は忙しそうにスタッフと現場へ向かったのだった。




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