クールな同期と熱愛はじめ

「こちらはアジャンタ」


間宮さんに突然紹介された彼は、臆することなく「アジャンタデス」とにっこり微笑んだ。
人懐こい笑顔に真っ白い歯が印象的だ。


「ふたりとも、インドカレーはどう?」


胡桃と顔を見合わせた。


「もしかして、アジャンタさんはインドの方なんですか?」


「ハイ」とアジャンタさんが答える。


「この前たまたま入ったインド料理屋でね、彼の作る料理を食べて、それがめちゃんこおいしかったから、うちで働いてもらうことにしたんだ」


つまり引き抜いたということだ。


「アリガタイ、ウレシイ、マミヤさんヤサシイ」


アジャンタさんもホイホイついてきてしまったらしい。
随分と簡単なものだ。

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