クールな同期と熱愛はじめ
胡桃は頬杖を突きながら、間宮さんがはしゃぐのをニコニコして見ていた。
「ここに来ようって悠里を誘ったのは私なの」
胡桃が言うと、間宮さんは目をこれでもかというほど大きく見開いた。
「えええ!? ほんとに!? 胡桃ちゃんがこの店を見つけてくれたの!?」
「うん」
「うわぁ、まじで嬉しいなー」
間宮さんがデレデレと目尻を下げる。
「私も嬉しいです。ミッチーに会えて」
「……ミッチー?」
「あ、昔飼っていた犬なんです。間宮さんがミッチーにそっくりで」
悪びれることなく言う胡桃に、間宮さんが目を瞬かせる。
桜木くんが唐突に吹きだした。
「犬だってよ、仁志」
笑いながら桜木くんが言う。