次期社長はウブな秘書を独占したくてたまらない
「ここ、どこ?」
「俺も入った事はないんだ。母さんのとっておき、らしい」
周りを見渡す私にサラリと答えて、駿介はお祖母様が車を降りるのを手助けしにいく。
こういうのを自然と出来るスマートで優しい駿介。それに見惚れちゃう私。
どっちも困る。特に今日は耀子母さん達がいるから茶化す事も出来なくて、素直に心に入って来てしまうから、困る。
「國井様!お待ちしておりました」
私達全員が車から降りたタイミングで目の前のビルから上下黒のスーツの女性が出て来た。
体型にフィットしたシルエットとマットな光沢のある生地が出来る女感を半端なく出している。上下黒スーツなんて、無難なようで実は一番難しい装いだ。若ければリクルーターになっちゃうし、こなれたら着せられた制服感が出ちゃう。
でも目の前の女性は違う。着こなしてはいるが、かっちりとしている。きちんとまとめられた髪型や、抑えめだが今シーズン流行りの色を少しだけ取り入れたメイクからも、センスの良さが感じられた。
「俺も入った事はないんだ。母さんのとっておき、らしい」
周りを見渡す私にサラリと答えて、駿介はお祖母様が車を降りるのを手助けしにいく。
こういうのを自然と出来るスマートで優しい駿介。それに見惚れちゃう私。
どっちも困る。特に今日は耀子母さん達がいるから茶化す事も出来なくて、素直に心に入って来てしまうから、困る。
「國井様!お待ちしておりました」
私達全員が車から降りたタイミングで目の前のビルから上下黒のスーツの女性が出て来た。
体型にフィットしたシルエットとマットな光沢のある生地が出来る女感を半端なく出している。上下黒スーツなんて、無難なようで実は一番難しい装いだ。若ければリクルーターになっちゃうし、こなれたら着せられた制服感が出ちゃう。
でも目の前の女性は違う。着こなしてはいるが、かっちりとしている。きちんとまとめられた髪型や、抑えめだが今シーズン流行りの色を少しだけ取り入れたメイクからも、センスの良さが感じられた。