現状報告!オタク女子ですが、エリート上司に愛されてます。
「え?」
「嫌じゃなければ」
ちょっと照れたような、そんな笑顔でそう言われる。
付き合い始めて二ヶ月。
もちろん、何回かは彼のマンションに行ったし、お泊まりをしたこともあった(お泊りは、胸事件があったあれきりだけれど)。
だから、今さら家に誘われただけでドキドキするようなことはないのかもしれないけれど、それでも、つい心臓が高鳴ってしまう。彼をこんなふうに意識するようになってから家に誘われるのは初めてだから。
多分、彼も気がついている。
私が、彼のことを異性としてかなり意識し始めていることを。
恋愛対象として見ていることを。
だから、そんな照れた表情を見せてくれるんだろう。
だけど。
「は、はい。じゃあ、行きます」
私の気持ちは、幸せに包まれてばかりではなかった。
家の方がいいかもしれない。
私が彼に聞きたいことは、ふたりきりの時に話すべきことだと思うから。
「じゃ、行きますか」
私の考えていることなど知るはずもない彼は、私の手をやさしく握り、そのまま駅の方へと向かいだした。
手が、温かい。
どうか、この温もりが、これからも続きますように――……。
「嫌じゃなければ」
ちょっと照れたような、そんな笑顔でそう言われる。
付き合い始めて二ヶ月。
もちろん、何回かは彼のマンションに行ったし、お泊まりをしたこともあった(お泊りは、胸事件があったあれきりだけれど)。
だから、今さら家に誘われただけでドキドキするようなことはないのかもしれないけれど、それでも、つい心臓が高鳴ってしまう。彼をこんなふうに意識するようになってから家に誘われるのは初めてだから。
多分、彼も気がついている。
私が、彼のことを異性としてかなり意識し始めていることを。
恋愛対象として見ていることを。
だから、そんな照れた表情を見せてくれるんだろう。
だけど。
「は、はい。じゃあ、行きます」
私の気持ちは、幸せに包まれてばかりではなかった。
家の方がいいかもしれない。
私が彼に聞きたいことは、ふたりきりの時に話すべきことだと思うから。
「じゃ、行きますか」
私の考えていることなど知るはずもない彼は、私の手をやさしく握り、そのまま駅の方へと向かいだした。
手が、温かい。
どうか、この温もりが、これからも続きますように――……。