現状報告!オタク女子ですが、エリート上司に愛されてます。
「紅茶でいい?」
彼の部屋に着くと、上着を脱いだ彼がさっそくそう尋ねてくれる。
「あ、私がやります」
「いいよ。座って待ってて」
片手で軽く制されながらそう言われ、私は大人しく、言われた通りにリビングのソファに腰かけて待つことにした。
何度か来たこの部屋。男性の部屋に入ることなんて今まであまりなかったから最初は戸惑ってばかりだったけれど、最近ようやく少し慣れてきた。
少しだけ、リラックスしている。
今なら、話せる気がする。
「お待たせ」
数分後、紅茶の淹れられたマグカップをふたつ手に持って、志木さんがリビングにやってくる。
彼はそのうちのひとつをガラステーブルの上の私の正面に置くと、もうひとつは片手に持ったまま、私の隣に座った。
この距離感が、私はすごく好きだ。
ひっついているわけではないけれど、手を伸ばしたら簡単に触れられる距離。
近くて、安心する距離感。
だけど、”ちゃんと聞かなきゃ”と思うと、途端に不安に襲われてしまう。
すると彼が。
「で、なにかあった?」
「え?」
「様子、おかしかったから。今日、なんかずっとソワソワしてない? 俺に言いたいことでもある?」
ウソ。気づいてたんだ。絶対に気がつかれていないと思ったのに。
彼の部屋に着くと、上着を脱いだ彼がさっそくそう尋ねてくれる。
「あ、私がやります」
「いいよ。座って待ってて」
片手で軽く制されながらそう言われ、私は大人しく、言われた通りにリビングのソファに腰かけて待つことにした。
何度か来たこの部屋。男性の部屋に入ることなんて今まであまりなかったから最初は戸惑ってばかりだったけれど、最近ようやく少し慣れてきた。
少しだけ、リラックスしている。
今なら、話せる気がする。
「お待たせ」
数分後、紅茶の淹れられたマグカップをふたつ手に持って、志木さんがリビングにやってくる。
彼はそのうちのひとつをガラステーブルの上の私の正面に置くと、もうひとつは片手に持ったまま、私の隣に座った。
この距離感が、私はすごく好きだ。
ひっついているわけではないけれど、手を伸ばしたら簡単に触れられる距離。
近くて、安心する距離感。
だけど、”ちゃんと聞かなきゃ”と思うと、途端に不安に襲われてしまう。
すると彼が。
「で、なにかあった?」
「え?」
「様子、おかしかったから。今日、なんかずっとソワソワしてない? 俺に言いたいことでもある?」
ウソ。気づいてたんだ。絶対に気がつかれていないと思ったのに。