パーフェクト・インパーフェクト
「がんばってくるよ」
「うん……」
「アンちゃんもね?」
「うん……」
「もー泣かない!」
ロケットおっぱいに顔を押しつけ、ぐしぐし泣き続けるわたしにリアが苦笑する。
どうせならアメリカに行く前にこのおっぱいを分けてほしい。
だってどうせ、アッチのダイナマイトごはんでさらに成長するんでしょ! ずるいよ。
「たくさん電話しようね。なんかあったらすぐ連絡してくるんだよ。あたしもむこうでイケメン捕まえたらすぐ報告するからさ!」
「あーまた、すぐ男のことばっか!」
「アンちゃんも新たなイケメン捕まえたらちゃんと報告してよ~?」
そんなものを捕まえられる日なんて、本当にやって来るのかな。
わからない。
いまはぜんぜん、ほかの誰かなんか考えられない。
それでも笑ってうなずくと、大好きなお姉ちゃんみたいな親友に、ぽすんと頭を撫でられた。
その顔を見ていたら、もしかしたら来週のうちにも電話しちゃうかもって、情けないことを思ってしまった。