パーフェクト・インパーフェクト


「がんばってくるよ」

「うん……」

「アンちゃんもね?」

「うん……」

「もー泣かない!」


ロケットおっぱいに顔を押しつけ、ぐしぐし泣き続けるわたしにリアが苦笑する。


どうせならアメリカに行く前にこのおっぱいを分けてほしい。

だってどうせ、アッチのダイナマイトごはんでさらに成長するんでしょ! ずるいよ。


「たくさん電話しようね。なんかあったらすぐ連絡してくるんだよ。あたしもむこうでイケメン捕まえたらすぐ報告するからさ!」

「あーまた、すぐ男のことばっか!」

「アンちゃんも新たなイケメン捕まえたらちゃんと報告してよ~?」


そんなものを捕まえられる日なんて、本当にやって来るのかな。

わからない。
いまはぜんぜん、ほかの誰かなんか考えられない。


それでも笑ってうなずくと、大好きなお姉ちゃんみたいな親友に、ぽすんと頭を撫でられた。

その顔を見ていたら、もしかしたら来週のうちにも電話しちゃうかもって、情けないことを思ってしまった。


< 369 / 386 >

この作品をシェア

pagetop