きっとこの輝きは消えないでしょう。
「そうなのね。気を付けて行ってらっしゃいね」
そう言葉をかけられ、ふわりと笑顔を向けられた。
思っていた反応と違くて小さく目を泳がせた。
もっと詮索されるかとばかり思っていたから、なんだか腑に落ちない。
「見つかるといいわね」
「はい」
「その時はまた一緒にお話をしましょう。アンザちゃんの冒険のお話聞きたいわ」
周りにお花が散りばめられたような雰囲気で楽しそうに未来を語る彼女に、心が痛んだ。
そんな約束は決して出来ないから。
だって、オレは──。
それでもオレは笑顔で頷いた。
小さな希望を持って。