きっとこの輝きは消えないでしょう。





家に着けば、怒鳴ることなく静かにお叱りを受けた。


メイドや執事をも巻き込んで。





『おまえは今後一切外にはもう出るな!』



そう言った父の目はやっぱりとても冷たくて、怖かった。


なんでこんなに怒っているのかも分からないまま、またひとり部屋で過ごす日々は続いた。







──それから2年経ち、太陽の日が強まったごく稀なその夜のこと。



なぜ、僕は家から離れてはならないのか。


なぜ、僕の心は冷えきっているのか。





その秘密を僕は知ってしまった。




あまりの暑さに涼みを求めキッチンへ行こうとしたその途中、薄明かりの中、父と母の姿を見つけた。



辺りは静かで、


遠くからでも鮮明に聞こえる声に耳をすませてみれば、


僕は凍りつくほどの衝撃を受けたんだ。






< 45 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop