きっとこの輝きは消えないでしょう。
「……僕たちって、一体どんな関係だったのかな」
そうポツリと呟いて今の状況に気づいた。
鏡を見れば、正装に着替えた自分がいた。
そうだ、これからバルーン配りを任されていたんだ。
バルーン配りは僕の小さな職業。
本当はこの家から出てはいけないのだけれど、もう18なのだからやっぱり知識も欲しい好奇心が湧くものだ。
父に懇願するとはじめてお許しをくれた。
驚いたのも束の間で、ある条件を付けられたんだ。
それは『僕じゃない』格好をすること。
髪はブロンドからブラックへ。
目の色はオレンジなのだけれど、僕の目は特殊で、色が変わるんだ。
バルーン配りをしている間は青になっているときがほとんど。
そのわけは分からない。
この色の他にもあるのだろうか。